人間を社会という集合体として捉え、実験や調査によるデータ分析などの科学的な手法を用い、解明しようとする学問領域です。
政治学、臨床心理学、教育学、法学など。
この分野の研究者は、人文学の傾向と、いわゆる理科系の分野の傾向とがミックスされたような特徴を備えているようです。たとえば、主観・客観を疑う傾向や、この世の絶対的法則の存在を疑う傾向においては人文学タイプと同じですが、「個人は社会を構成する一単位である」と考える点においては正反対でした。
人間が2人以上存在すれば、それは社会学の対象といえます。誰かと会ったとき、あなたとその人との間には「社会」が生まれているはずです。